この度の台風15号の被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
千葉県では送電網が切断され大規模な停電が続いています。本当にご不便で不安な日々だと思います。
そんな中、自宅の屋根に太陽光発電を設置している、いわゆる「余剰売電」型の太陽光発電オーナーはパワコンを自立運転モードに切り替えれば、日中最大1500Wの電気が供給されますので、携帯電話の充電や扇風機を使うには十分ですし、起動時の突入電力に注意すれば、最近の100V電源のエアコンや炊飯器、電子レンジなどにも使用可能です。また、蓄電池等を併設していれば夜間の電源もある程度確保されます。
その一方、地上設置などの産業用太陽光発電設備で全量売電を行なっている事業者の方のパワコンには、大部分が自立運転コンセントが付いていませんので、大抵の場合そのままでは電気を取り出すことはできません。
自立運転をしようと思うと既存のパワコンに自立運転コンセントの新設が必要になることがほとんどです。
今、千葉県内の道路は電柱が倒れていたり切れた電線が垂れ下がっていたり、倒木が道を塞いだりしていて非常に危険です。
自立運転ができるはずと考え、所有している太陽光発電設備に不用意に近づこうとしないように注意して下さい。
(一社)太陽光発電安全保安協会では、太陽光に関するどんなご相談でもお受けしています。お気軽にご連絡ください。